〒803-0818　福岡県北九州市小倉北区竪町2丁目
1番5号　竪町ビル1F
電話 : 093-562-5431
ファックス : 093-583-3257
メール : cil-bloom@nifty.com

特定非営利活動法人　自立生活センターぶるーむ
【受付時間】　 9:00 ～ 18:00
※日祝祭日はお休みです。

ホーム

>報告

★サイトマップ

ホーム

自立生活センター
"ぶるーむ"とは？

代表・スタッフ紹介

事業内容

　ぶるーむ
　ｽﾀｯﾌﾘﾚｰﾌﾞﾛｸﾞ

　会報「ぶるーむ.com」

リンク

アクセス6

会員募集
ご寄付のお願い

　お問い合わせ


	障害者の人権学習ワークショップ『障害者が歩けば差別に当たる！？』(10/10/14開催)

　ワークショップの前半は、２５人の参加者が３つのグループに分かれて議論をしました。

グループワークの模様

　これまで経験した差別体験、分かりやすく言い換えると、「障害を理由としたつらく悲しい思い」を各自が付せんに書き出して発表していくのですが、参加者の中には初対面同士の人もいて、体験を語り合うというのもなかなか難しいことです。

　安心して発言ができるようにするため、以下のルールを参加者全員で確認した上で、進行していきました。

　　①　他人の発言を否定しない
　　②　積極的に参加する
　　③　みんなで協力し合ってよいものを作る
　　④　プライバシーを守る

みんなで体験を語り合う様子

　「精神障害の人には部屋を貸せませんと言われた。」
　「自力で通勤できないと雇ってもらえない。」
　「タクシーを家族が呼んできて乗ろうとしたら『障害者ですね』と言って断られた。」

　全部で１００件の事例が集まりました。上記はその抜粋ですが、グループでの議論を通して、生活のあらゆる分野で「障害を理由としたつらく悲しい思い」があること、そして、そのような体験をしているのは自分だけじゃないということが確認できました。

事例をグループ分けして発表

　　後半では、ぶるーむの田中が国連の条約について説明を行い、挙がった事例が条約の言う、直接差別、間接差別、合理的配慮をしないこと、のどれに当たるのかを参加者全員で議論しました。

　最後に、今年度から人権部会を立ち上げてこのテーマに取り組み始めた北九州市障害福祉団体連絡協議会（障団連）の活動の紹介がなされ、差別をなくすためにどのような行動が必要かをみんなで考えていこうということが確認されました。

条約、差別について説明を行う田中(写真右)

　ぶるーむでは、これからも「障害を理由としたつらく悲しい思い」をなくすため、学習会やワークショップを開いていく予定です。他の人の体験を聞くと、「私だけじゃないんだ。」と思えます。それが、この社会を変えていくチカラになっていきます。
ぜひみなさんも学習会やワークショップに参加してみませんか。

　田中

▲トップにもどる

▲ホームにもどる