北九州市議会議長 佐々木 健五 様
陳情者 財団法人 北九州市身体障害者福祉協会
理事長 柴田 泰博
住所 北九州市戸畑区汐井町１−６
電話 093-883-5555
ほか4団体
【件名】障害者総合福祉法の制定を求める国への意見書提出について
【趣旨】
貴職におかれましては、障害分野へのご理解を賜り厚く御礼申し上げます。
現在、障害者権利条約の批准に向けて障がい者制度の見直しが進んでいます。平成２３年７月には、全会派一致で障害者基本法が改正され、私たち障害者関係者にとりまして、これからの障害福祉の新しい方向を指し示す内容となりました。さらに８月には、障がい者制度改革推進会議の下にもうけられた総合福祉部会において、「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」がとりまとめられました。
「障害のない市民との平等と公平」「障害の種別間の谷間や制度間の空白の解消」「本人のニーズにあった支援サービス」を掲げた「提言」は、私たちに希望の光をともしました。今年の通常国会には、障害者自立支援法に代わる新法として「障害者総合福祉法」(仮称)法案が提出され、平成２５年８月までに施行が目指されています。
今、北九州市が検討されています「北九州市障害者支援計画(案)」では、計画の基本理念として「障害の有無にかかわらず、すべての市民が、互いの人格や個性を尊重し合いながら、安心していきいきと暮らすことのできる共生のまちづくり」を掲げておられます。その内容が「障害者総合福祉法」(仮称)の制定により、大きく推進されるものと期待されます。
以上の主旨により、「障害者総合福祉法」(仮称)の確実な成立・施行を求め、国会及び政府に対し、下記の内容を含んだ意見書を提出していただけるよう要望いたします。
１．「障害者総合福祉法」(仮称)制定にあたり、総合福祉部会がとりまとめた「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」を最大限尊重し、反映させること。
２．「障害者総合福祉法」(仮称)制定にあたり、制度を円滑にすすめるための地方自治体の財源を十分に確保すること。
以上、よろしくお願い申し上げます。
陳情団体
福岡県視覚障害者友好協会北九州支部 代表 高橋 朱美
住所 北九州市八幡西区穴生１−１８−５−７０２
障がい児・者の地域生活を考える「らしくの会」 代表 岩橋 由美子
住所 北九州市門司区白野江２−１０−１６
特定非営利活動法人 自立生活センターぶるーむ 代表 田中 雄平
住所 北九州市小倉北区竪町２−１−５
社会福祉法人さざなみ福祉会 のぞみ作業所 施設長 日高 麻帆
住所 北九州市小倉北区片野２−２−４−１０２
|
